要介護3の状態 |
- 「立ち上がり」「両足・片足で立つ」「歩行」「座位を保つ」等自力でできない。
- 「排尿後の後始末」「排便後の後始末」に全面的な介助がふえる。
- 「浴槽の出入り」「洗身」などに一部介助か全介助が必要。
- 「清潔・整容」に一部介助や全介助、「衣服着脱」に全介助が必要。
- 「居室のそうじ」「薬を飲むこと」「金銭の管理」などに全介助が必要。
《認知症の状態について》 |
- 「毎日の日課」「生年月日」「直前に何をしていたか」「自分の名前」の記憶があいまい。
- 「物忘れ」や「まわりのことに関心がない」ほか、「昼夜逆転」「暴言・暴行」「大声を出す」「助言や介護に抵抗する」といった行動がみられる。
「要介護度3」、月267,500円の介護サービスモデル |
- 排泄・入浴・清潔・整容、衣服の着脱などに全介助が必要になることから、夜間(または早朝)の巡回型訪問介護(ホームヘルプサービス)を含め、1日2回のサービスが利用できる水準。
- 医療の必要度が高い場合に、週3回の訪問看護サービスが利用できる水準。
- 痴呆については、かなりの問題行動がみられるので、週4回の通所リハビリテーション(デイケア)、または通所介護(デイサービス)を含め、毎日サービスが利用できる水準。
- 同じ267,500円の介護サービス計画でも、大きくわけて次の5つのパターンが考えられる。
例えば、
①デイサービスを利用する場合
②デイケアを利用する場合
③利用しない場合
④医療をたくさん利用する場合
⑤認知症の場合など